どうも、みやてうです。
今回は、「東京に住んでいた場合に、どの新聞を購読すれば良いのか」という点に関して、新聞社に勤める僕の観点と、コストパフォーマンス的なことも加味しながらおすすめできる新聞を比較していきたいと思います。
ちなみに東京で発行されている新聞でメジャー所といえば、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞。産経新聞、東京新聞の6紙だと思います。
この6紙で比較をしていきます。
①月額料金、ページ数、コストパフォーマンスについて。
まずは下の表をご覧ください。
新聞社ごとの月額料金と月刊のページ数、ページ数を月額料金で割ったページ単価という数字を掲載しています。
ちなみに全て2020年3月現在の数字となります。
スマホの方はスクロールして表をご覧ください。
在京新聞社 | 月額料金 | 月刊総ページ数 | 1日あたり平均ページ数 | ページ単価 |
読売新聞 | 3,400 | 1,062 | 37 | 3.20 |
朝日新聞 | 3,093 | 1,114 | 28 | 2.78 |
毎日新聞 | 3,093 | 852 | 35 | 3.63 |
日本経済新聞 | 4,000 | 1,260 | 42 | 3.17 |
産経新聞 | 3,034 | 847 | 28 | 3.58 |
東京新聞 | 2,950 | 866 | 29 | 3.41 |
こんな感じです。
月額料金だと高い順に日経→読売→朝日・毎日→産経→東京という順番になっています。
それに対して月刊の総ページ数が多い順だと日経→朝日→読売→東京→毎日→産経という順番になります。
これがどういうことかというと、必ずしも月額料金が高いからページ数が多い、というわけではないということが分かると思います。
表の一番右に、ページ単価という項目を載せました。これはいわゆる新聞社ごとのコスパを測る上で良い指標かなと思っています。
このページ単価が安い順に並べてみると、朝日→日経→読売→東京→産経→毎日という順位となりました。この順番でいわゆるコスパが良いということになりますね。
新聞選びの際は月額料金はもちろんのこと、こういった点も視野に入れて選んでいただくとより良い新聞に巡り合えるかもしれません。
②紙面の内容を比較してみた。
さて、ここからは紙面内容についてジャンル分けした上で、それぞれの新聞社の特徴を新聞社に勤めている人間の観点から話していきたいと思います。
まず、この6紙の中で日本経済新聞だけ種類が異なります。日経は経済新聞なので、どちらかというと金融機関に勤めている方や、投資などをしている方向けです。
スポーツや地域情報がほとんどない分、経済情報はかなり充実しています。
他の5つの新聞社に関しては、まず自民党寄りかそうでないかというジャンルで分けた方が簡単です。
読売・産経は自民党寄り、朝日・毎日・東京は非自民党系ですね。
そんな中で、読売新聞は新聞を購読すると電子版が無料で利用できるというメリットがあります。
産経新聞は値段が安いのが魅力ですが、ちょっと他の新聞と比べると内容は薄いかなと個人的には思っています。
非自民党くくりの3つの新聞社ですが、朝日・毎日はわりと似通っている新聞社だと思いますが、朝日新聞は受験に強いというメリットがあります。
天声人語などの各コラムは受験の教材になったりしているので、受験に力を入れているご家庭においては朝日新聞をオススメしたいと思います。
東京新聞はちょっとクセがあると感じる方もいるかもしれませんが、政治関係に鋭く切り込んでいくあのスタイルは他の新聞社では味わえない爽快感がありますね。
また、一応関東圏では地元紙ということになるので、地域の情報も比較的多く掲載してあります。
値段も一番安いので、かなりお手頃だと思いますよ。
③まとめ。朝日新聞と東京新聞をオススメしたい。
ということで、複数の観点から新聞社を比較してみました。
そんな中、個人的にオススメしたいのは、朝日新聞と東京新聞です。
①のコスパランキングでも1位だった朝日新聞。
日経新聞や読売新聞は近年新聞代の値上げをするなどしていますが、朝日新聞はまだ値上げをせず頑張っていますし、ページ数も多いためコスパは良いと思います。
また、②で申し上げたように受験に強いなど、紙面の質も良いと思います。
まだまだ日本のクオリティ・ペーパーと言えるでしょう。
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もう一つオススメしたいのは東京新聞ですね。
なんと言っても唯一2,000円台の新聞ですから、それだけでも大きな魅力があります。
日経との金額さは実に毎月1,050円。年間に換算するとなんと12,600円!!
吉野家の牛丼が40杯は食べれます。笑
安さは当然魅力があるとして、何事にも忖度しない報道をしている姿勢もよろしいかと思います。
新聞らしい新聞だな・・・と。
一度も東京新聞を読んだことないよ〜。という方は、1週間の無料試し読みもできるようなので試してみる価値は大いにありそうです。
では。