みやてうの【お得な】情報局

マスコミ勤めの社員がお届けする、新聞についてまとめたブログ。

新聞を安く読もう。新聞社ごとのコストパフォーマンスランキング。


f:id:miyateu:20191004003430j:plain【※2019年10月に最新情報を更新しました】

 

どうも、マスコミブロガーのみやてうです。

 

遂に消費税が増税されてしまいましたね。

 

実際に買い物をしてみると痛感しますが、8% → 10%は負担金額がかなり増えた感覚がします。

 

10% だと1割かければ支払い金額を簡単に計算できることもあり、なおさらです。

 

家計の負担が増えることは必須! 

ならば、少しでも節約しながら生活したいと思いませんか?

 

ちなみに新聞は軽減税率対象の商品なので、税率8%に据え置かれましたが、そうであっても少しでもお得に新聞を読んだり活用したいと思われている方は多いかと感じます。

 

そこで、今日はあくまで“安さ”という観点だけで見た場合、どの新聞が安いのか、コストパフォーマンスが良いのか、おすすめなのかを僕なりに徹底比較してみました。

 

僕は普段マスコミ企業に勤めていることもあり、他業界に勤めている方が普段入手できない情報が入ってきます。

新聞社ごとの毎月のページ数とか、部数とかね・・・。

 

それらを鑑みて、新聞社ごとのコストパフォーマンスランキングを作成してみましたので、「今読んでいる購読を止めて他の新聞を読もうか検討中〜」という方や、「どういった観点で新聞を選べば良いのか分からない!」という方など、何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

①購読料金と新聞の特徴。

 

とりあえず全国的に有名な6つの新聞社の購読料金を表にしてみました。

 

銘柄 種類 購読料金
日本経済新聞 朝夕刊セット ¥4,900
朝刊のみ ¥4,000
読売新聞 朝夕刊セット ¥4,400
朝刊のみ ¥3,400
朝日新聞 朝夕刊セット ¥4,037
朝刊のみ ¥3,093
毎日新聞 朝夕刊セット ¥4,037
朝刊のみ ¥3,093
産経新聞 朝夕刊セット ¥4,037
朝刊のみ ¥3,034
東京新聞 朝夕刊セット ¥3,700
朝刊のみ ¥2,950

 

 

日本経済新聞

 

朝夕刊セット価格が4,900円、朝刊単体のみだと4,000円です。

 

日本経済新聞は発行部数が日本で第5位の新聞社です。

 

日経は2017年12月に値上げしたので、それからはかなり高い新聞というイメージを個人的には持っています。

 

ただ、ビジネスマンとしてスキルアップできる情報はかなり網羅されているのと、日本の新聞社の中ではおそらく一番先進的な取り組みをしている新聞社なので、ビジネスマンにはオススメできる新聞です。

 

会社に入ると、「日経読め」ってまず言われますし。

金融関係の会社は特にですね。

 

また、最近フィナンシャルタイムズを買収したこともあり今後のグローバル化に対応していく気満々なのが良いですよね。

 

日経をきちんと読み込んでいるビジネスマンは信頼できる方が多い印象です。

 

読売新聞

 

朝夕刊セット価格が4,400円、朝刊単体のみだと3,400円です。

 

読売新聞は日本で一番の発行部数を誇る新聞社です。

 

その数、実に約850万部!!

 

読売ジャイアンツが最近FAで大型補強を続々としていますが、資金力の源はここにありそうです。

 

関東・関西(京都と兵庫を除く)ではシェアナンバー1です。

 

報道も他新聞社があまり手の届いていない、医療関係の記事も充実している印象があります。

また記者数も多いので、海外ニュースも日本の新聞社の中だと強いですね。

 

※2019年1月より、読売新聞は本体価格の値上げを行いました。

 

値上げをして以降、日経を除く一般全国紙の中では読売新聞が一番高くなっています。

 

なので、それ以降の読売新聞はよっぽど紙面が好きな方か、ジャイアンツファンの方が引き続き購読している印象があります。

 

朝日新聞

 

朝夕刊セット価格が4,037円、朝刊単体のみだと3,093円です。

 

朝日新聞社は日本で2番目に発行部数が多い新聞です。

 

発行部数1位は読売新聞ですが、朝日新聞は“日本のクオリティ・ペーパー”とも呼ばれており、大学教授や学校の先生など、知識人や教養人に昔から人気の新聞です。

 

実際に他の新聞と読み比べしていると、今日紹介している新聞の中では一番内容が濃い新聞だとみやてう的には思います。

 

大学受験などの受験小論文でも朝日新聞のコラムがよく使われたりしますからね〜。

 

読んでいて損はしない新聞だと思います。

 

ちなみに、今まで読売新聞と同じ料金設定でしたが、読売新聞が2019年1月から値上げをしても、朝日新聞は値上げを行わず、料金据え置きです。

 

読売新聞から朝日新聞へ流れた読者の方は多そうですね〜。 

 

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毎日新聞

 

朝夕刊セット価格が4,037円、朝刊単体のみだと3,093円です。

 

毎日新聞社は発行部数が日本で第4位の新聞社です。(3位は中日新聞社)

 

最近まで日本で第3位の発行部数を誇っていましたが、中日新聞グループに抜かれましたね。

 

ただ、新聞協会賞を一番多く受賞している新聞社であり、調査報道はかなり信頼に足る新聞社ですし、新聞を見ていてもニュースの解説はかなり丁寧な印象を受けます。

 

シェアを見ていると、関東よりも関西や九州の方がファンが多いですかね〜。

 

逆にそれ以外の地域では部数はさほど多くなく、かなり苦戦していそうです。

 

毎年春に行われる選抜高校野球大会は毎日新聞社が主催しています。

歴史がある新聞社です。

 

購読料金は朝日新聞と同じ、朝夕刊セットが4,037円、朝刊のみだと3,093円。

 

朝日新聞と同じで、読売新聞が値上げしても価格は据え置きですね。

 


産経新聞

 

朝夕刊セットで月極め4,037円、朝刊では3,034円です。なお、九州地方は3,085円となっております。

 

産経新聞社は発行部数が日本で第6位の新聞社です。

 

全国紙の朝刊の中で一番安い新聞は産経新聞ですね。

 

ただ、関東圏での夕刊は撤退していますので、関東では朝刊のみの扱いとなります。

産経新聞は関東・関西では強いイメージがあります。固定の根強いファンがいるんでしょうね。

 

ちなみに産経新聞の紙面内容は自民党寄りです。

 

社内的には若手社員を中心に、これから少しずつ真ん中へしていこうという動きもあるという噂もありますが、どうなることやら。

 

東京新聞

 

個人的にオススメしている新聞です。

 

関東に住んでいるならやっぱり東京新聞。

 

何と言っても朝夕刊で購読料が3,700円。朝刊のみだと2,950円と安いです。

 

他の全国紙と比較すると、朝夕刊セットでも朝刊のみでも購読料金が安く、料金面ではかなりお得ですね。

 

安さは正義。

例えば日本経済新聞朝夕刊から東京新聞の朝夕刊に変更すれば、月に1,200円、年間にして14,400円も節約できることになります。

 

他の全国紙朝刊から東京新聞朝刊に切り替えても月に300円以上は負担が軽くなりますから、消費税増税後の今、この差額は非常に大きいと思います。

 

ちなみに2019年4月から東京新聞は値上げをしていますが、値上げをしてもこの価格です。(逆に値上げ前はかなり安い水準でやっていたのでしょう)

 

特に東京の地元新聞ということで、東京のニュースは豊富ですし、東京ならではの視点の面白さを持っている新聞だと業界内で働いていて強く思います。

 

最近は反原発やグイグイ切り込む取材の姿勢等も評価されて部数が伸びている地域もある新聞です。

 

ちなみに、東京新聞は名古屋の中日新聞社が東京で発行している新聞で、約50万部発行されている新聞です。

 

中日新聞社は東海圏で発行している新聞社ですが、実はグループでの新聞発行部数は日本で第3位です。(そりゃプロ野球の球団も持てるわけですね)

 

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②ページ数

 

実は、各新聞社の月間ページ数をまとめている新聞というのが存在します。笑

 

僕はそういった情報を得る機会があるので、2019年4月の各新聞社の月間ページ数を表にまとめてみました。

 

せっかくなので、朝夕刊と朝刊のみで分けてまとめてみましたよ〜。

 

ちなみに、同じ新聞社でも、東京と大阪で発行している新聞では内容が微妙に違うので、ページ数が異なる場合があります。

 

ですので、今回は関東地方で発行した新聞のページ数をまとめてみました。

※尚、産経新聞は東京では夕刊が無いので、朝夕刊のみ大阪での2019年7月月間ページ数を参照しました。

 

銘柄 種類 月間ページ数 1日あたり平均
日本経済新聞 朝夕刊 1,440 51.4ページ
朝刊のみ 1,126 38.8ページ
読売新聞 朝夕刊 1,354 49.0ページ
朝刊のみ 1,046 36.1ページ
朝日新聞 朝夕刊 1,318 47.0ページ
朝刊のみ 1,052 36.3ページ
毎日新聞 朝夕刊 1,070 38.2ページ
朝刊のみ 840 29.0ページ
産経新聞 朝夕刊 1,064 36.7ページ
朝刊のみ 824 28.4ページ
東京新聞 朝夕刊 1,048 37.3ページ
朝刊のみ 840 29.0ページ

 

こうして表にしてみると、新聞社毎に思いっきりページ数が異なりますね。

 

日経、読売、朝日がページ数が多くて、毎日、産経、東京のページ数が少ないようです。

 

ただ、新聞毎に料金の差がありますので、購読料金からページ数で割ったコストパフォーマンも算出してみました。 

 

③コストパフォーマンス

 

1ページあたりの料金を算出し、各新聞社毎のコストパフォーマンスを表にまとめてみました。

 

銘柄 種類 1ページあたりの料金
日本経済新聞 朝夕刊 3.40
朝刊のみ 3.55
読売新聞 朝夕刊 3.25
朝刊のみ 3.25
朝日新聞 朝夕刊 3.06
朝刊のみ 2.94
毎日新聞 朝夕刊 3.77
朝刊のみ 3.68
産経新聞 朝夕刊 3.79
朝刊のみ 3.68
東京新聞 朝夕刊 3.53
朝刊のみ 3.51

 

こんな感じになりました。

 

だいたい1ページあたり2円後半〜3円後半ということになりますね。

 

調べてみて、個人的には意外と「安いよな??」と思いました。

 

新聞一部で文庫本一冊の文字量と言われていますから、そう考えると新聞自体が割とコスパの良いものなのかもしれません。

 

さっきの表を、朝夕刊と朝刊に分けて、ランキングとして並び変えたいと思います。

 

まず朝夕刊のコストパフォーマンスランキング

 

ランキング 銘柄 種類 1ページあたり料金
1位 朝日新聞 朝夕刊 3.06
2位 読売新聞 3.25
3位 日本経済新聞 3.40
4位 東京新聞 3.53
5位 毎日新聞 3.77
6位 産経新聞 3.79

 

続いて朝刊のみのコストパフォーマンスランキング

ランキング 銘柄 種類 1ページあたり料金
1位 朝日新聞 朝刊のみ 2.94
2位 読売新聞 3.25
3位 東京新聞 3.51
4位 日本経済新聞 3.55
5位 毎日新聞 3.68
産経新聞

となりました。

 

朝夕刊・朝刊のみと共に朝日新聞がコスパランキング1位となりました。

 

朝刊のみでは唯一、紙面1ページあたりの料金が2円台と、他新聞社と比較しても大きくコスパ面で優れていました。

 

逆に、1ページあたりのコスパでは産経新聞が朝夕刊・朝刊のみどちらも最下位という不名誉な結果に・・・

※今回はあくまで2019年4月の月間ページ数を元に算出したので、時期によって異なるかもしれません。

 

意外だったのは東京新聞。

購読料金が安いので、その分内容も比例して薄い(ペーズ数が少ない)と思っていたら、今回の調査では朝夕刊セットは第4位のコスパで、朝刊のみだと第3位のコスパと、朝刊のみだと日本経済新聞よりもコスパは上位でした。

 

2019年4月から東京新聞は定価改定で値上げをしましたが、それでもこのコストパフォーマンス。

 

そもそも新聞のページ数にこだわらなければ、東京新聞の朝刊のみ2,950円という安さは他新聞社と比較しても一目瞭然です。

 

関東在住なら東京新聞を購読の選択肢に入れるのはかなりアリですね。

  

まとめ。朝日新聞がコスパ1位でした。

 

ということで、コスパランキング1位は朝日新聞でした。

 

ネット上では“マスゴミ”と揶揄されることも多い朝日新聞ですが、未だに中学受験や高校受験の小論文問題では朝日新聞の天声人語から出題されることも多く、普通に世間一般的にはクオリティ・ペーパーとしての役割は維持しているかと思います。

 

よって、“安さ”という観点から見た場合、一番おすすめできる新聞は朝日新聞ということになりますね。

 

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ちなみに先ほども述べましたが、コスパ力も非常に良く、そもそも購読料金が一番安いのは東京新聞です。

 

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尚、色々な新聞社がありますが、基本的にどこの新聞社も契約したら何かしらのプレゼントがもらえるようです。

 

新聞社毎によって異なりますから、コストパフォーマンスランキングも参考にしていただきながら、ぜひ気に入った新聞を読んでみてくださいね♪

 

では。