こんにちは、みやてうです。
今日は、福岡県で新聞を読むならどこの新聞社が良いのか、コストパフォーマンス的な観点から調査してまとめてみました。
「これから新聞を読んでみようと思うけど、どこの新聞にすれば良いのか分からない」
「今新聞を購読しているけど、もっとお得に読める新聞があるならそっちにしたい」
などなど、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ちなみに、一応福岡県在住の方向けに記事を書いていますが、九州地方なら割と参考になるかなと思いますので、福岡県在住の方以外でも読んでいただけると幸いです。
①月額料金、とページ数、コストパフォーマンスを比較してみた。
2020年2月に福岡県内で発行している新聞社の月額料金と、月刊ページ数を調査してみました。
一覧表にしてみましたので、まずはご覧ください。
※スマホからだと横に長いので、スクロールしてご覧ください。
在福新聞社 | 月額料金 | 月刊総ページ数 | 1日あたり平均ページ数 | ページ単価 |
読売新聞 | 3,400 | 944 | 34 | 3.60 |
朝日新聞 | 3,093 | 974 | 35 | 3.18 |
毎日新聞 | 3,093 | 774 | 28 | 4.00 |
日本経済新聞 | 4,000 | 1,102 | 39 | 3.63 |
西日本新聞 | 3,400 | 828 | 30 | 4.11 |
と、こんな感じです。
料金的には、高い順から日経→読売・西日本→朝日・毎日という順番です。
それに対して、月刊の総ページ数では多い順から日経→朝日→読売→西日本→毎日という順番になっています。
これを見ると、例えば朝日新聞は相対的に料金は安いけど、ページ数は多い、などということが分かります。
それらを新聞のコストパフォーマンスと捉え、月刊ページ数を月額料金で割った数字が、表に掲載している「ページ単価」となります。
このページ単価をランク付けすると、コスパが良い順番から朝日→読売→日経→西日本→毎日
という順番になりました。
より安く、より充実した内容の新聞を読みたい場合は、このページ単価でのランキングが参考になるかと思います。
②付加価値の比較。
さて、コストパフォーマンス的なものの話は終わり、ここからは新聞社ごとの特徴というか、購読するメリットの方に話を変えたいと思います。
まず分かりやすいように分類していきます。
日本経済新聞はその名の通り経済新聞ですから、経済ニュースがメインです。逆に、スポーツ関係や地域の情報は弱いです。株など投資をされている方や金融機関に勤めている方々には良いかもしれませんが、そうではない方は他の新聞の方が良いかもしれません。
逆に、西日本新聞は地元紙ですから、地域の話題が豊富です。ソフトバンクホークスとも関係性は強いと思います。
また、福岡県内で一番多く購読されている新聞なので、親戚や友人などで西日本新聞を購読している方は多いでしょう。
そういう方々との会話には困らなくなるメリットはあるかもしれません。
また、西日本新聞は新聞を購読していれば、電子版が無料で見ることができます。
これは大きなメリットかと思います。
残りの読売新聞・朝日新聞・毎日新聞に関しては、分かりやすいのは読売は自民党寄り、朝日・毎日は非自民寄りとした方が分かりやすいと思います。
まぁそこら辺は好みの問題かもしれません。
特記事項としては、読売新聞は新聞を購読していれば電子版が無料で見ることができます。
これは西日本新聞と同じですね。
また、朝日新聞は天声人語など、受験によく出るコラムを毎日読むことができるので、お子さんにしっかり勉強して欲しいと思う親向けの新聞だと思います。
朝日は受験に強いです。これは新聞社に勤める僕自身そう思うので、間違いありません。
残る毎日は、あまりこれと言うものが思いつきません。強いて言えば、福岡県内ではそれなりにシェアがあることとかですかね。
それでも先ほどのコストパフォーマンスランキングでは最下位でしたから、あえて購読する理由は他の新聞と比べて弱いかもしれません。
③個人的にオススメするのは西日本新聞か朝日新聞
ということで、以上のことを踏まえて、私が個人的にみなさまへオススメしたいと思うのは、西日本新聞か朝日新聞となります。
西日本新聞は、やはり地域の話題が多く掲載されているということ、新聞を購読すれば電子版が無料で読むことができる、という大きなメリットがありますが、それ以外にも「西日本新聞10分間トレーニング」というその日の西日本新聞に掲載されている記事から問題が出て、それを答えましょうという企画をやっています。
これは誰でも申し込むことができて、登録したメールアドレスに西日本新聞からメールが来る感じです。お子さんと一緒にやってみると良いと思います。
またこれは贔屓目ですが、同じ新聞業界に勤める人間として、西日本新聞は他新聞社と比べて画期的な取り組みをしていると思っています。
個人的にはこれからどういう新しい取り組みを西日本新聞社として打ってくるのか、楽しみにしています。
朝日新聞に関しては、なんと言ってもコスパがとっても良いからです。
実際に同じ月額料金の毎日新聞と比べても、月刊で200ページもページ数が変わってきます。
その分得られる情報量も変わってくるでしょう。
また、受験関係はもちろんのこと、幅広いジャンルで質の高い記事を提供しているのは日本の中で朝日新聞が一番だと思っています。
なんやかんや日本のクオリティ・ペーパーだと感じます。
1週間の無料試し読みもできるようなので、試してみるのも良いかもしれません。
では。