最近、日本の15歳生徒の読解力低下が進んでいるとの報道がありました。
テレビや新聞、SNS上でも大きく反響がありましたね。
【15歳の読解力急落 読書せず?】https://t.co/UZDjmHKdr0
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 3, 2019
OECDが79か国・地域の15歳計約60万人を対象に2018年に実施した「国際学習到達度調査」の結果を公表し、日本は「読解力」15位に急降下。読解力低下の結果には、読書量の減少も影響しているようだ。
日本の15歳、自由記述苦手? 国際調査で読解力低下https://t.co/lrMO4XlQGj
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) December 3, 2019
日本の「読解力」の平均点が前回より低下、上位国との差は広がっていました。科学・数学の2分野は、前回に続き最高クラス。その一方で、自分の考えを根拠を示して説明する自由記述式の解答に課題が。 #記述式 #PISA pic.twitter.com/rKVBzp2Jvq
【調査】日本人の「読解力」低下、「長文に触れる機会」減少が影響かhttps://t.co/pdoeZPZNE8
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 3, 2019
「国際学習到達度調査」で前回の8位から15位に。12年に4位と持ち直したが、15、18年と下落が続いている。 pic.twitter.com/VKliFfiRCA
こういった報道を見ていつも思うのは、「スマホばっかいじっていないで、もっと本や新聞を読めよ!」ということです。
①日本人のスマホ時間は増加している。
日常生活で情報に触れ合う機会は多いかと思いますが、どのメディアから情報を得ているのか、博報堂が調査しているメディア定点調査において、2019年はスマホの接触時間が大幅に増加していることが分かりました。
まぁYouTubeなりSNSなり発達しているこの世の中で、スマホの接触時間が減るわけがないよね。増加傾向はとても納得です。
正直、街中を歩くとスマホをいじる人ばっかりです。カフェの中、店の中、歩いている人、電車の中・・・・
正直、スマホに依存しすぎなんじゃないか!?と思っちゃうほどです。
②読書時間が減っている。
一方で、日本人の読書時間は大幅減少傾向です。
なんと大学生の過半数が1日の読書時間0分に・・・!
なんのために大学まで行って勉強しているのか。もはや働けというレベル。
またこんなデータも。読書量を今後増やしていいきたいですか?というアンケートに、増やしたいと考えている人の割合も減少傾向にあるとのことです。
何時間も読書して知識を得たりするよりも、スマホをいじりたい気持ちの方が強いのかも。
③新聞を読む時間も減っている。
さて、それでは新聞はどうだろうか、というと、これも明白ですね。
数年前と比べて若い世帯のみならず、50代とかの世代でも新聞の閲覧時間は減少傾向にあります。
そもそも新聞は購読部数も大幅に減少傾向。
④新聞を読む子供の方が、読まない子供よりも学力が高い。
と、そんな中、面白い調査結果が。
新聞を読んでいる子の方が読んでいない子よりも問題に対する正答率が高いという結果が出ました。
下の記事で学校の先生もおっしゃていますが、新聞を読むことで読解力が得られるようです。
あれだけ文字量あったらそりゃ読解力付くわな〜。
⑤まとめ:一秒でも早く新聞を購読しろ。
ということで、どう考えても子供がいる家庭は新聞を購読すべきだと思いますよ。
月3,000円くらい子供のために使ってあげましょうよ。
これだけ日本人の新聞離れが進んでいるのなら、逆に新聞を取ってれば大きなアドバンテージになると思う。
何の新聞を選んで良いのか分からないという方は、朝日新聞で良いと思う。
朝日新聞は天声人語のコラムは中学・高校入試でよく使われているから、起承転結も含めて学力が付く良いきっかけになりますよ。
朝日新聞がどうしても嫌な人は、地元紙が良いと思います。
地元紙というのは、東京新聞や中日新聞、西日本新聞などといった全国紙ではない地元密着の新聞のことです。家族で読むには地元紙の方が読みやすいかな。
ということで、読解力向上への手っ取り早い手段は文字を読ませること。
そのためには新聞を活用しましょう!