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朝日新聞の新聞発行部数の推移。【1970年から2020年までの50年間】


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どうも、みやてうです。

 

いつも新聞の発行部数などをまとめていますが、最近のものばかりなため、昭和などかなり前の新聞発行部数も需要があるかな?と思い調べてみました。

 

別記事にて読売新聞の発行部数推移をまとめましたが、

www.otokunamiyateu.com

 

今回は朝日新聞の発行部数を1970年から2020年までの50年間分をまとめてみました。

 

ちなみに数字は日本ABC協会という公的機関が調査し公表している数字となります。

 

朝日新聞の発行部数推移50年間分。1970年〜2020年まで。

 

 表は年度→部数→前年比部数→前年と比べた部数の上昇率の順番となっています。

 

年度 朝日新聞 前年比 上昇率
1970 5,994,494 - -
1971 6,080,046 85,552 101%
1972 6,223,824 143,778 102%
1973 6,517,912 294,088 105%
1974 6,640,923 123,011 102%
1975 6,853,045 212,122 103%
1976 7,141,171 288,126 104%
1977 7,310,688 169,517 102%
1978 7,322,015 11,327 100%
1979 7,502,150 180,135 102%
1980 7,394,817 -107,333 99%
1981 7,470,028 75,211 101%
1982 7,523,504 53,476 101%
1983 7,550,730 27,226 100%
1984 7,441,603 -109,127 99%
1985 7,533,727 92,124 101%
1986 7,642,943 109,216 101%
1987 7,765,337 122,394 102%
1988 7,949,664 184,327 102%
1989 8,086,434 136,770 102%
1990 8,191,226 104,792 101%
1991 8,255,902 64,676 101%
1992 8,268,821 12,919 100%
1993 8,237,829 -30,992 100%
1994 8,239,000 1,171 100%
1995 8,252,000 13,000 100%
1996 8,361,000 109,000 101%
1997 8,418,000 57,000 101%
1998 8,362,000 -56,000 99%
1999 8,321,000 -41,000 100%
2000 8,322,046 1,046 100%
2001 8,324,641 2,595 100%
2002 8,321,934 -2,707 100%
2003 8,284,513 -37,421 100%
2004 8,259,173 -25,340 100%
2005 8,225,032 -34,141 100%
2006 8,093,885 -131,147 98%
2007 8,066,707 -27,178 100%
2008 8,042,799 -23,908 100%
2009 8,031,579 -11,220 100%
2010 7,955,595 -75,984 99%
2011 7,713,284 -242,311 97%
2012 7,674,406 -38,878 99%
2013 7,612,337 -62,069 99%
2014 7,433,577 -178,760 98%
2015 6,797,693 -635,884 91%
2016 6,583,790 -213,903 97%
2017 6,258,582 -325,208 95%
2018 5,954,336 -304,246 95%
2019 5,656,493 -297,843 95%
2020 5,214,288 -442,205 92%

 

と、こんな感じとなりました。

 

黄色く囲ってあるのはピークの部数となります。

 

1997年に841万8千部を付けたのがピークですね。

日本の総新聞発行部数もそこらへんがピークになっていますから、平均的だと思われます。 

 

ちなみにピーク時の部数と2020年現在の最新部数の差はマイナス320万部ほど、パーセンテージにすると61.9%です。実に4割近い部数がこの23年間の間に減少したことになります。

 

とてつもなく多い数字ですね。

特に朝日新聞は2014年頃に従軍慰安婦の記事が問題となり、それ以降大幅な減少が目立ちます。

 

ただ、現在は朝日新聞デジタルに注力するなど、方針転換も徐々に行っているようですし、不動産もたくさん持っていますので、経営的にすぐぐらつくことは無いでしょう。

 

受験に強いことや、記事の質も日本のクオリティ・ペーパーと言われるくらい他の新聞と比較すると秀逸だと思います。

 

今後の動向に注目したいと思います。

 

※ちなみに他の全国紙の新聞発行部数については別記事にてまとめています。

よろしければご覧ください。

www.otokunamiyateu.com

 

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では。