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奈良日日新聞社が休刊。2019年5月から奈良新聞社と業務統合へ。考察してみた。


f:id:miyateu:20190504212301p:plainどうも、マスコミブロガーのみやてうです。

 

4月5日に、奈良日日新聞社の藤山純一社長が、4月26日をもって奈良日日新聞を休刊し、5月1日から奈良新聞社と業務統合すると発表しました。

 

 

これは奈良日日新聞の公式ツイッターです。

 

公式ツイッター上でも、休刊について告知がありました。

 

今回は、奈良日日新聞の休刊について、色々と考察していきたいと思います。

 

 

①奈良日日新聞とは?

 

奈良日日新聞は、奈良県奈良市に所在する奈良日日新聞社が発行していた週刊紙になります。

 

もともとは日刊新聞(毎日発行される新聞、いわゆる普通の新聞)でしたが、経営難に陥り、2010年から毎週金曜日発行の週刊紙となっていました。

 

創刊は1898年の明治31年。歴史ある新聞でしたが、週刊紙化したことから、日本新聞協会からも脱退しています。

 

ゆえに、日本ABC協会の調査対象になっていませんので、正式な発行部数は分かりませんが、公称部数は5万部ちょっとだと言われています。

 

ちなみに、週刊ということで、購読料金は1ヶ月880円と、日刊紙と比較しとても安い購読料金で販売されていました。

 

②休刊に対しての社告の内容。抜粋。

 

さて、公式サイトでも休刊に関する社告が掲載されていましたが、今回はその社告文を一部抜粋してみました。

 

「1898年(明治31年)に創刊した“奈良日日新聞”は、1年間の休刊の後、2006年10月27日に復刊。

 

復刊後、歴史ある地方紙として読者・クライアント・行政・諸団体に支えられてきました。

 

特に、2010年7月からは日刊から週刊に移行して、検証・調査に徹する報道をしてきました。

 

また、週刊に移行したことで日刊の奈良新聞社との間で、営業面を主体とする一部業務統合を行ってきました。

 

昨年は、創刊120周年記念企画や記念事業を盛大に行いましたが、デジタル化の進展に伴い紙媒体は右肩下がりの環境の中、奈良県内に地方紙2紙が共存していくことは、難しい現状になっています。

 

120周年という大きな節目を終え、更に新元号“令和”という新たな時代を迎えるにあたって、4月末日をもって弊紙の役割を終えることになりました。

 

5月からは、社名は残し奈良新聞などの広告代理店として業務を継続させていただきます」

 

といった様な社告の内容でした。

 

全文の完全なバージョンは、公式サイトをご参照ください。

 

www.naranichi.co.jp

 

③SNS上での反応。

 

ツイッター上で、奈良日日新聞の休刊に対するツイートを調べてみました。

 

やはり、一つのメディアの休刊なだけあって、結構な数のツイートがありました。

 

以下抜粋です。

 

 

こういった感じですね。

 

どちらかというと、休刊に対する残念なツイートが目立ちました。

 

ネット上って、新聞など旧メディアに対して好意的な反応ってほとんど無いですが、明治時代から地域に根ざして活動してきた地元メディアに対しては、やはり事実上の廃刊に対しては寂寥の思いがするのでしょうか。

 

④奈良新聞休刊に伴う今後の業界についての考察。

 

日本新聞協会にも加盟していない状態の奈良日日新聞ですが、今回の奈良新聞との業務統合は、今後の新聞業界の再編の一つのあり方を示した形になるのでは?と僕は考えています。

 

奈良県はもともと全国紙が圧倒的に強く、今回業務統合した奈良新聞もシェアナンバー1ではありません。

 

ゆえに、その奈良新聞よりも小規模の奈良日日新聞は経営的に相当厳しかったでしょう。

 

今回は奈良県の一地方紙の休刊(実質的な廃刊)ですが、若者の新聞離れが激しい新聞業界では、今後こういった新聞社同士の合併が徐々に進んでいくことでしょう。

 

あるいは、M&A形式での買収もありえそうです。

 

昔銀行がどんどん合併していった様に、新聞業界も新聞社の経営体力が芳しく無くなっていったら、合併や統合によって売り上げを維持していく新聞社が出てきてもおかしく無いと思います。

 

今後の業界再編、あるいは起死回生を目指す新聞業界の政策を注目して見ていきたいところです。

 

⑤まとめ。

 

今回の奈良日日新聞の休刊で、他の新聞の購読を検討されている方は、僕は独自にまとめた新聞のコストパフォーマンスランキングを是非ご参照ください。

 

www.otokunamiyateu.com

 

ちなみに、コストパフォーマンスランキング1位だった朝日新聞の1週間無料試し読みを体験してみました。その時のことも記事にしてみました。

 

www.otokunamiyateu.com

 

以上、みやてうでした。

 

では。