どうも、マスコミブロガーのみやてうです。
今日は、新聞社ごとの新聞発行部数をまとめてみました。
※2019年1月現在の数字になります。変更があれば随時更新します。
新聞社の新聞発行部数は、日本ABC協会という公的機関が定期的に調査しており、それをレポートとしてまとめています。
今回はそれを分かりやすく表にしてみました。
①全国紙の発行部数。
まずは全国紙の新聞発行部数から。
具体的には、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞ですね。
基本的に日本国内に住んでいればどこに住んでいてもこれらの新聞は購読することができます。(※一部の地域を除く)
銘柄 | 種類 | 朝刊部数 |
読売新聞 | 北海道 | 192,128 |
東京 | 5,021,405 | |
北陸 | 90,128 | |
中部 | 155,716 | |
大阪 | 2,144,928 | |
西部 | 673,300 | |
全国合計 | 8,277,605 | |
朝日新聞 | 北海道 | 108,474 |
東京 | 3,166,454 | |
名古屋 | 301,482 | |
大阪 | 1,598,567 | |
西部 | 481,516 | |
全国合計 | 5,656,493 | |
毎日新聞 | 北海道 | 34,011 |
東京 | 1,008,117 | |
中部 | 94,719 | |
大阪 | 951,311 | |
西部 | 414,140 | |
全国合計 | 2,502,298 | |
日本経済新聞 | 北海道 | 38,147 |
東京 | 1,400,594 | |
名古屋 | 164,896 | |
大阪 | 593,292 | |
西部 | 152,764 | |
全国合計 | 2,349,693 | |
産経新聞 | 東京 | 589,387 |
大阪 | 812,054 | |
全国合計 | 1,401,441 |
全国紙なだけあってどの新聞社も100万部以上の新聞を発行しています。
地区が分かれているのは、地区ごとに本社があり、地区ごとの新聞を印刷しているからです。
例:読売新聞大阪本社、毎日新聞西部本社など。
西部というのは主に九州地方とかですね。
また、読売新聞は北陸本社があるので、北陸地方の新聞は北陸本社で発行していますが、朝日新聞などは大阪本社で印刷したものを北陸地方へ輸送しているので、朝日新聞大阪の部数に北陸地方の部数が含まれていたりします。
ちなみに、読売新聞や毎日新聞は中部本社ですが、朝日新聞や日本経済新聞は名古屋本社と呼ばれていますね。
これも新聞社ごとの色が出ていて面白いと思います。
②ブロック紙の発行部数。
続いてブロック紙の新聞発行部数です。
ブロック紙の定義は難しいところですが、一般的に多く言われている、北海道新聞、河北新報、東京新聞、中日新聞、西日本新聞の部数をまとめてみました。
なお、東京新聞は中日新聞社が関東圏で発行している新聞になります。
↓参考画像です。題字の下に、“中日新聞東京本社”と記載されています。
では、発行部数の一覧です。
銘柄 | 種類 | 朝刊部数 |
北海道新聞 | ー | 963,741 |
河北新報 | ー | 445,154 |
東京新聞 | ー | 451,592 |
中日新聞 | 中日新聞 | 2,268,235 |
北陸中日新聞 | 90,328 | |
日刊県民福井 | 31,200 | |
総合計 | 2,389,763 | |
西日本新聞 | ー | 583,615 |
中日新聞社は、中日新聞の他に“北陸中日新聞”と“日刊県民福井”という銘柄の新聞も発行しています。
先ほどの東京新聞と合わせると、300万部近い新聞を発行していることになりますね。
ちなみに日本の新聞発行部数ランキングとしては、1位が読売新聞、2位が朝日新聞、3位が中日新聞となります。
やっぱりドラゴンズというプロ野球チームを持っているだけあって、規模も大きいですね。
③地方紙・県紙の発行部数。
続いて地方紙です。いわゆる県紙(各県を代表する地元新聞)になります。
ちなみに、こちらに記載されていない地元の新聞は、日本ABC協会で調査していない新聞社ということになります。(よって、新聞の明確な部数が分からない)
では、部数の一覧です。
銘柄 | 朝刊部数 |
デーリー東北 | 100,062 |
東奥日報 | 214,889 |
岩手日報 | 195,156 |
秋田魁新報 | 210,159 |
山形新聞 | 195,163 |
福島民報 | 251,067 |
福島民友 | 178,596 |
茨城新聞 | 123,361 |
下野新聞 | 300,718 |
上毛新聞 | 298,259 |
神奈川新聞 | 176,068 |
新潟日報 | 431,690 |
北日本新聞 | 227,820 |
北國(富山)新聞 | 343,323 |
福井新聞 | 190,716 |
山梨日日新聞 | 199,384 |
信濃毎日新聞 | 463,690 |
岐阜新聞 | 160,285 |
静岡新聞 | 623,156 |
京都新聞 | 425,366 |
大阪日日新聞 | 5,751 |
神戸新聞 | 489,866 |
日本海新報 | 163,602 |
山陰中央新報 | 185,001 |
山陽新聞 | 357,933 |
中国新聞 | 585,147 |
徳島新聞 | 212,252 |
四国新聞 | 183,520 |
愛媛新聞 | 223,173 |
高知新聞 | 166,402 |
佐賀新聞 | 132,975 |
長崎新聞 | 172,478 |
熊本日日新聞 | 274,624 |
大分合同新聞 | 195,899 |
宮崎日日新聞 | 201,302 |
南日本新聞 | 285,167 |
この中で一番多い部数は静岡新聞、次いで中国新聞、神戸新聞という状況でした。
やはり人口が多いところが発行部数も比例して多いですね。
ちなみに、地方紙では最近値上げが頻発しています。
それに関しては別記事にてまとめています。
④その他・番外編。
さて、これは番外編です。
実は、日本ABC協会は子供新聞など一般紙以外の部数も調査しています。
今回は、主だったものをまとめてみました。
銘柄 | 部数 |
読売中高生新聞 | 87,618 |
読売KODOMO新聞 | 183,478 |
朝日中高生新聞 | 47,962 |
朝日小学生新聞 | 81,432 |
日本農業新聞 | 332,313 |
中国新聞SELECT | 25,189 |
The Japan News | 17,983 |
こうやって見ると、日本農業新聞って、結構部数が出ていますね。
まさかの30万部以上。農家の方にとっては必需品なのでしょうか。
また、中国新聞が夕刊の発行を辞めて新たに発行している“中国新聞SELECT”や、英字新聞の“The Japan News”も発行部数を調査しているんですね。
全国紙は夕刊発行を一部地域で取り止めている新聞社もあり、中国新聞の新たな試みが注目されるところです。
⑤まとめ。意外と新聞は結構発行されている。
今回、まとめてみたことで新たな発見としては、意外と新聞はまだまだ発行されているんだなと感じました。
若者の新聞離れと言われていますが、それでもどの新聞社も何十万、何百万部と発行しているしね。
情報の需要は無くならないので、新聞社も合併などはあるかもしれませんが、今後も生き残っていく業界だと思います。
※なお、全国紙をメインとした各新聞社ごとのコストパフォーマンスランキングを別記事にてご紹介しています。宜しければご覧くださいませ。
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以上、みやてうでした。
では。